ラノベ風
whatsmoney.hateblo.jp whatsmoney.hateblo.jp お店様は神様です 「美味しかったです。ごちそうさまでした」 サンタ爺と僕は、カウンターの向こうに居るご主人にもお礼を言って食堂を出た。 (タダで食べさせてもらって、お礼を言わずに店を出るわけにいかな…
whatsmoney.hateblo.jp ご飯を食べる 服を着て公園に戻ると、サンタ爺はベンチで休憩していた。 「おお、戻ったか」 「はい。お世話になりました」 「何か思い出したかね」 「いえ……。お金のある国に居たってことぐらいですね」 「そうかね。それにしては日…
裸の自分 「お前のような無価値な人間は死んだ方がいいな。死んでくれよ」 度重なる上司のパワハラにギリギリ耐えていた僕は、この言葉で完全に心を殺されてしまった。 電車に飛び込んだのは三日後だったと思う。 目が覚めると、僕は小さな公園の砂場に裸で…